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レーザーベクトル2: レーザーベクトル測定技術

 

machining centers

 

図1: レーザーインターフェロメータと単線レーザードップ ラーシステムの比較


従って、前進と後退(2方向)の動作で4つのボディダイヤゴナル方向だけの測定を4回のセットアップだけで行うことになる。
各々のセットアップに於いて、マシン主軸の動作は、当該ダイヤゴナルに沿って行われ、X、Y、そしてZ軸の順にスピンドルの動きの測定が行われる。読み取り値の記録は、各軸の動作後に行われ、3つの偏位エラー、3つの垂直真直エラー、3つの水平真直エラーが測定される。

レーザー校正
工作機械やCMM(3次元測定機)のリニア偏位と容積的校正のために2つの主要システムは、デュアルビームレーザーインターフェロメータとシングルビームレーザーインターフェロメータを含んでいる。両システム共にレーザーとオプチックを使っているが、データの取り込みと分析の方法に相違がある。
デュアルビームレーザーインターフェロメータシステムは、ミッチェルソンインターフェロメータをベースにしている。このシステムでは、出力ビームとリターンビームの2本のレーザービームがあり、両社共に1インチの間隔で平行である。(図1参照)

 

  

2本のビームには大型のオプティックが必要であり、更にアライメントが難しく3つのユニットを同軸にアライメントしなくてはならず、セットアップに時間がかかる。デュアルビームレーザーインターフェロメータのレーザーヘッドは、大型で重く、それを支持するための三脚も重い。
シングルビームオプトダインレーザーシステムは、レーザードップラーメトリーをベースにしている。レーザーヘッドは、非常にコンパクト(2”×2”×8.5”)であり、安定化回路やエレクトロオプティック、そしてフォトディテクターがまとめられている。図1に示すように出力ビームとリターンビームは同じ窓口を使う。小型のレトロレフレクターかフラットミラーがターゲットに使われる。結果としてレーザービームが大変コンパクトで汎用性がある。ターゲットとしてのフラットミラーの機能は、大変重要なレーザーベクトル技術の一部である。アライメントは2つのユニットだけに必要なのでデュアルビームレーザーインターフェロメータの場合より容易である。更にシステム自体が、大変コンパクトで工作機械に取り付けることができるので、より高精度を得ることができる上、マシンカバーを取り外したり、

  


リングを分解したりする必要もない。デュアルビームレーザーインターフェロメータとシングルビームレーザーインターフェロメータとの明白な相違点は、シングルビームレーザーインターフェロメータシステムは、2セットのオプティックしか使っていないことである。1つがレーザーヘッドでもう一つがレトロレフレクターである。従ってセットアップとアライメント作業がはるかに容易で時間がかからない。全システムが大型のトランク1個の中に収納できるので運搬とセットアップが簡単になる。シングルビームレーザーインターフェロメータは、ターゲットとしてフラットミラーが使える唯一のシステムである。このミラーは3次元容積的校正を時間をかけずに行うためのレーザーベクトル技術に欠かせないものである。定期的な容積的校正及び補正は、生産性を向上し、対コスト効果も上がり、サイクルタイム短縮につながり、製品品質も良化する上に故障修理の頻度も少なく、保全コストも低減できる。校正を必要とする品質管理プログラムを増強することで容積的校正と補正を有効活用することができ。結果として、より競争力のある、より利益を生み出す製造プロセスが作り出される。

toolingandproduction.com                                                August 2003/tooling & Production

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